<外装編>
 
                         ● コンパスのオプション

                    ▲ ルーフ埋込み型ソーラーパネル オプション価格は 18万円(税抜き)。コンパスのルーフにぴったりと収まっています。SinoSola 中国製で、出力100W、重さは 3.4Kg と ラベルには記載されています。



                    ▲ サイドオーニング

 オプション価格は 13万円(税抜き)。Care free ケアフリー アメリカ製で、手動の3mものです。

 写真は1/3程開いた状態です。左写真、手前の穴にハンドルを引っ掛けて右回しすると、オーニングが出てきます。収納は、左回しで、何れも軽い力で、出し入れ出来ました。

 欠点は、足の伸縮を固定するプラスチック部品の強度が弱い事ですね、片方を折ってしまいました。根元の方で操作しないと簡単に折れてしまいます。仕方ないので、プライヤーで操作しています。




                         ● ラダーの取付

 ENKE エンケイオートアクティビティー株式会社 製 ハイエース200系 アルミラダー インターネットで注文 代引税込 50,425円 でした。

 宅配は出来ないとの事で、自宅に近い運送会社留めにしてもらって受取る。どんな理由か分かりませんが、ちょっと不便ですね。

 本体はアルミ製でパイプ径28パイ、取付ステーとボルトナットはステンレス製です。静止耐荷重は90Kgとなっています。頑丈な造りで、加工も丁寧にされていました。値段分は十分にありますね。




 車体に保護シートを、プレートにはクッションシートを貼り付けます。先ず上部ボルトを仮締めして上部ステーを引っ掛けます。次に、下部ボルトを締付けます。その際、左右交互に少しづつ締付ける事。 ある程度締付けたら、今度は、上部ボルトを締付けた後、下部ボルトを完全に締付けます。あまり強く締付け無い事。ちなみに、締付けトルクは、14.5N・m。



                          ● リアキャリア



 前の車マツダMPVに付けていた物です。取付ステー2個とバーを二本を廃品利用しました。バーは35cmの長さに切断して使用。

 ナンバープレートより上の位置で、ラダーの横パイプに引っ掛かる様に取付ました。しっかり固定出来ています。後方への出っ張りは40cm、車長の1/10以下で 道路交通法に適合させています。

 夜間に、歩行者が車両後部の出っ張りに気付くように反射材を貼付けました。赤色が良かったのですが廃品利用で白色しかありません。暗がりでは強烈に光って見えるので先ず安心です。

 あまり重たい物は、無理ですね。アルミ製のリクライニング キャンプチェアー(6.7Kg)と折畳み式テーブル(3.2Kg)を積載しょうと思っています。




                      ● 後部ドア半開き用チェーン

 前の車MPVの時に使ったアイデアです。夏場に車内の風通しを良くするため、後部ドアを少し開いておくチェーンを、廃品利用で自作しました。ドアの開き加減も可能。ドアを全開 すれば、車の中が丸見えですが、この程度であれば、中は殆ど見えませんね。



                          ● BSアンテナ

 フラット型ポータブルBS・110°アンテナ SELFSAT Outdoor <J05TK> インテーネットで注文 代引税込 48,099円でした。走行中に衛星放送を見る事はないので、数十万円もする 自動アンテナは必要ありませんね。

 ポータブル型で、スタンド、吸盤、固定取付金具が付いており、 あらゆる場所で設置可能。シグナル受信値が表示され、アンテナの調整が楽ですね。防水型ですので、車につけっぱなしでも良いのですが、安全の為テレビを見るとき以外は車内で保管する事に。




 ラダーに取付金具で固定した状態です。駐車して電波の方向へ合わない場合は、車体の左右または前部に吸盤で取付ける事も可能。



                     ● ソーラーパネルの設置

 システムキャリア ベーシックステー ドリップタイプ INMD inno 製 9,441円とシステムキャリア ベーシック バー 165cm ブラックINB165 inno 製 5,405円 合計 代引で 15,170円

 サイドオーニングが付いているので、この位置が限界、もう少しバーの間を広げかったのですが、運転席側にはラジオアンテナもあり、仕方ありません。 前部のステーは、雨樋が前方へ下がっているので、ゴムを挟込んで、ステーが垂直になるようにしています。 この間隔だと、あまり大きなソーラーパネル無理ですね。




 ソーラーパネルは Looop 製 単結晶 100W 120×54×3.5cm 8Kg 14,580(税込)円。別にPVコネクタ(オス・メスセット)540円を買いました。キャリアバーの間隔21cmですので、100Wが 限界と思います。

   先ず、ソーラーパネルをアルミの基台に取付ける加工をしました。アルミ基台は、前の車に取付けていたルーフキャリアの部品を転用、パネルの長さに合わせて切断しています。 パネルと基台の間にゴムを挟みネジでしっかり固定。ゴムは、振動による騒音防止のためです、効果の程はよくわかりませんが。




 ルーフキャリアバーにソーラーパネルを4箇所取付金具で固定、ソーラーパネルは少し後方にずらしています。バーと取付基台の間にもゴムを挟みました。

   全体的にしっかりと固定出来ていますよ。走行中に風切音がどの程度出るか高速道路を走って確認したいと思っています。運転席で気になるほど風切音が聞こえれば、何か 対策を考えよう。

 コンパスのオプションでのソーラーパネルは18万円(税抜)でしたが、自作で設置したソーラーパネルは約34,000円(税込)で済みましたよ! 第2サブバッテリーへの配線については、電装編に記載しています。




                     ● BSアンテナ取付基台の設置

 BSアンテナは車両後部のラダーに取付けられるのですが、車の駐車方向によっては、車の前部に取付ける必要があります。駐車方向を変えてやれば問題ないのですが、 長年の車中泊の経験から、どうしても駐車方向を変えたくない場面がありますよね。周囲の風景とか車の乗り降りなどで、駐車方向を決めいたのです。

 前述した、付属の吸盤ですが、思うように吸着しません。新品の時に自宅でガラス窓で実験した時にはうまくいったのですが、月日が経つとゴムが劣化するのか、水で濡らしても吸い付かなくなりました。 カーナビの吸盤もそうでしたが、大型のゴムの吸盤は欠陥商品ですね。

 そこで、車両前部に取付基台を設置する事にしました。垂直方向の金具が必要になります。前の車MPVのルーフキャリアの部品の廃品活用です。ラダーに取付けたリアキャリアの時よりも、 ルーフキャリアバーが四角形ですので、しっかり固定出来ました。




 BSアンテナを取付けた状態です。しっかりと固定出来ました。(BSアンテナの取付は、安全上駐車時のみ。)アンテナ取付基台の上端はソーラーパネルと高さを合わせています。取付基台が高い位置になりましたが、僕の身長なら、難なく作業が出来るよ!



                       ● 地デジアンテナの設置

 電装編で説明していますが、地上デジタル放送用のアンテナは、フイルムアンテナを取付けていました。都市部を外れ、電波が弱いと受信出来ない所が多々あったのです。また車両右側の外開き窓に設置していたため、駐車の向きによっては電波を受信出来ません。

 高性能で取付けが簡単なアンテナは無いものかとネットで探してみました。ありましたよ!最近発売されたようです。キャンピングカー用で、DAIAMOND (第一電波工業株式会社)製 地上波デジタルテレビ用無指向性平面アンテナ DACP−115 です。 キャンピングカー パーツセンター が取扱っています。受信アンプ内臓 利得 20dB 価格は 代引き送料込みで 21,600円。

 以前BSアンテナ用としていた基台に取付けました。ネジ4本で簡単に取付けられます。BSアンテナ用に、ルーフ左側に取付け基台を増設。そんなに大きくなくて見栄えも良いですね!




 ソーラーパネルの高さより5cm程高い程度です。もちろん車幅内に収まっています。アンテナケーブル引出し口は融着テープで防水補強をしました。



 赤点の様にケーブルをはわせて、運転席ドアの上端角へと引き込んでいます。ケーブルが動かない様に、固定された右側スライドドアに挟み込み、粘着テープで固定。

 車内側は、赤点の様にケーブルをモールに埋め込んで固定しました。ケーブルは細いのでドアから雨が染込むような事はありません。




 更に赤点の様に引込み、外開き窓の枠に埋め込んで、テレビの近くまでもって行きます。

  アンプの電源は、シガーソケットでCOMPASSに設置されている12Vソケットから供給します。これで、地デジテレビの受信が大幅に改善されると思いますが、次回の旅での結果を又アップしましょう。

 ちなみに、BSアンテナは良好に機能しています。雨の日でも綺麗に映りました。方向合わせは、なかなか合わなくて手間取っていましたが、慣れてくると直ぐに合わせることが出来る様になりましたよ。ただ、常設していないBSアンテナの設置が面倒ですね。まあ、安全上仕方ないか!




                   ● DAIAMOND製地デジアンテナの性能

  明日の天気予報をテレビで確認する虎太郎君・・・? おぉ・・・晴れそうだぞ〜ぉ!首里城でも見てくるかなぁ〜。
 奄美・沖縄を観光してきましたが、どこでも、バッチリとテレビを見る事が出来ましたよ。NHKのほか、地元の民放も綺麗に受信出来ました。地デジアンテナの性能は確かなものですね。
 アンテナの形状が特異なので、注目度バッグンです。販売されて間がないので、このアンテナを設置しているキャンピングカーは見掛けませんでしたよ。
 地ゼジが満足に受信出来ましたので、BSアンテナを取り付ける手間が省けたね!映りが悪いときには、車を数十センチ動かすだけで、電波を確実に受信出来る様になりますよ。




                     ● Wi-Fi 外付けアンテナの設置

 キャンピングカーには、ノートパソコンを積んで、Wi-Fi が使える道の駅などでインターネットに繋いで必要な情報を得ています。基本的にWi-Fi が使える場所は施設内にかぎられますよね。車中泊をしていれば、車内で使える方が便利です。

 そこで、パソコンのUSBに差込める高感度の外付けアンテナを購入して車内でネットに繋いでいました。アイオーデーター製の WN-G300UA で、送受信ともパソコン内蔵アンテナの5.5倍のスピードアップとの事 2000円程でした。それでも、よほど条件の良い所でなければスムーズに見られませんね!

 それならと、アンテナ自体を車外の電波を受信し易い箇所に移してみようと考えたのです。快適化へDIY工作の開始だよ!車外設置のためにはUSB延長ケーブルが必要、バッパロー製で BSUAAR250BS 5m物 ネットで購入 813円。車外に出す為、融着テープで防水処理。




 設置箇所は後方ルーフキャリアバーの運転席上の位置に決定、ステンレス製ワイヤーで巻き付けて固定しています。



 アンテナケーブルの引き回しは、前述の地デジアンテナケーブルと同じ方法で行いました。運転席ドアに挟む部分が大きくになりましたが、ケーブル自体が細い部品ですので雨水が浸入する事は無いと思いますよ。ケーブルの端は パソコンを置くテーブルのそばまで地デジアンテナケーブルと同じ方法で引回しています。それでも1m近く長さに余裕がありますね。ケーブルも目立ちませんよ。

 快適化DIY工作は成功しましたが、実際どの程度感度が上がるのか、やって見なければ分かりません。次回の旅で試した結果を又アップします。




                  ● 車外取付けのWi-F-アンテナの性能

 道の駅のWi-Fiスポットは100ヶ所以上ありそうです。まだこれから増えるでしょうね。道の駅によって、システムが異なるようですが、左写真の方式が一番多い感じがします。 メールアドレスの登録とパスワード設定でインターネットが使えます。一回が1時間以内で、何回でも利用できそうですね

 Wi-F-アンテナを直接パソコンへ取付けるのに比べ、格段に受信感度が上がりました。駐車場所の環境にもよりますが、駐車場の車内でラクラク使えるようになりましたね。見通しの良い所では100m位大丈夫。 これで又、快適化が前進!!




                ● エクステンションボックス取付け目地の補修

 自宅の車庫は屋根無し、年間4ヶ月ほど旅をして、新車から3年目のエクステンションボックス取付け目地の状態です。黒カビがコーキング剤の上に広範囲に濃く発生しています。 カビは必ず出てきますのでしかたありません。

 亀裂や痩せは見られないので、雨の浸入は無いと思うのですが、黒色で縁取りした様な状態ですね!ちょっと、見てくれが悪いので補修をしてみました。カビ取り剤の使用も考えましたが、カビ色からして、かなり深く入り込んで いる様子、完全に取除けない可能性があります。そこで、塗装をする事にしたよ。




 まず、マスキングテープを丁寧に貼っていきます。カーブの箇所はテープを短めに切って貼り合せ。塗料は同じ色がベストでしたが、屋外でも使える、在り合わせの塗料を使用。 実費はマスキングテープ代のみ。



 我ながら立派な仕上がりですね!塗装の色も丁度いい感じだよ。これで、しばらくは大丈夫かな?虎太郎君も大満足!!



                        ● ルーフテントの補修



 左上の写真は、新車時のルーフテントの状態です。素材はウエットスーツに使われている物のようで、ゴムの表裏を布地でサンドイッチしています。 テント布地の帆布と比べ、ルーフを上げた時には張りがあり見た目もスッキリしていますね。しかし耐久性は低いと言われています。

 他の写真は、新車から3年後の状態です。実際の使用日数はトータルで1年間程。日差しの強い夏場がほとんどで、雨の日もルーフテントを上げて酷使していました。

 表面の布地が風化してかなり痛んでいますが、今のところ、雨の浸入などは無く、まだゴムの部分までには損傷が及んではいないようです。

 今の内になんとか補修をしたいところですね。将来テントを張替えるとなると、数十万円はかかるでしょう。インターネットで最適な補修方法はないものかと調べてみましたが、情報はありません。 まぁ、こんな体験をした人は居ないでしょうからね。後は、自分で考えるしかないか!




 上から防水布地を張付ける方法も考えましたが、作業が大変になりそうだし、ルーフを下ろした際にルーフテントを収納出来るかが問題です。そこで、塗装する事にして、ルーフテントと材質が似た 液体合成ゴム塗料を使ってみようと思います。でも非常に高い塗料です、500ml入りで5861円ですからね!

 初めて使う塗料なので、どんな物か試してみます。チラシに塗料を塗り、乾いてから紙を剥がして確かめてみると、伸縮性があり、接着力も強度でした。イチかバチかやってみるか!




 まず、ルーフテントの周囲にマスキングテープを貼ります。塗料が車体に付かない様に丁寧に貼付作業をして行きますが、かなり手間がかかりますね!マスキングテープはネットで購入418円。



 ギャハー!!虎太郎君もビックリ!これゃー大失敗だネ・・・。塗料が思うように伸びずにスムーズに塗れません、ペイント薄め液で薄めても同じでダメ。一缶使い切っても、こんな状態です。 手間を掛けてマスキングテープを貼るまでもありませんでした。

 まてよ、物は考えよう!仔細に見ると、ラバーコートが布地の風化した部位にしっかり貼り付いています。全面には塗れませんでしたが、損傷の大きな面に塗布できたので、ある程度補修は出来ていると思いますね。 しかし、これでは見栄えが悪くてループを上げられません。虎太郎君も恥ずかしくて旅が出来ないかな?さて、次の手を考えなくっちゃ!






 そこで、最初に考えた布地を貼り付ける方法をとりました。テント布地をネットで検索、中国製がほとんどで、最初に注文した品物は1ヶ月以上経っても届かず、キャンセル、次に探した布地が左上のものです。 これも2週間ほどかかりました。中国から発送しているのですね。値段は1,760円です。

 右上の写真は表、左下が裏地です。厚さ1mmほどで、ちょっとゴワゴワした感じで、裏地は凹凸があります。手持ちの両面テープで試したところ、右下写真の物が一番布地に接着力がありました。車体への接着は問題ないのですが、 テント布地への接着には不安がありますね。テープは730円ですから、はがれたら又貼りなおす事にしましょう。




 一人で貼付作業するのは大変、虎太郎君にも手伝ってもらい、なんとか、完成。テント布地ですので、ピーンと張った感じにはなりませんね。



 テント布地貼付後に、車内から見たルーフテントの状態、前面左右に少しシワが出ていますが、ほとんど以前と変わりません。心配していた、ルーフを下ろした時のテントの収まりですが、車体とルーフの間の隙間に十分な余裕があり、 きっちりと収納できました。これで、しばらくは安心して車中泊旅を続けられますね。完璧!嬉しくて踊り出してしまった虎太郎君!!



                       ● ルーフテントの再補修

 左の写真(ルーフ右側)上記の補修をしてから、春、夏の計5ヶ月間の旅をして、ほぼ毎日ルーフを上げて過ごした結果です。雨の日もあれば強風の日もあり、日差しの強い日もありました。 テント布地は車体部分の接着以外は剥がれて、ルーフテント自体も痛みが広がってきています。

 なんとか、もう少しルーフテントを長持ちさせたいので、再補修、前回使ったテント布地の余りを活用して、右の写真の様に補修したよ!




 左の写真(ルーフ左側)ルーフテントがかなり痛み、範囲も広がってきています。表面の布地が劣化剥離していますが、ゴム部分まで損傷は及んでいないようですよ。こちらも、再補修しましたが、あと何年使えるか?このルーフテントの素材が試されますネ!まだまだ、旅を続けたい虎太郎君ガンバレ! 



                  ・・・ 続く ・・・