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● COM PASS コンパス の電装関係装備
電源システム関係の機器は、給排水収納棚の右手にある棚の下段に収められ、上段は収納棚になっています。バッテリー・インバーター・充電器などは、右側中央部の棚の中です。
外部電源を繋ぐと、自動でメイン・サブバッテリーに充電を開始し、車内のコンセントも自動で外部電源に切り替わります。
日照時間中は常時、ソーラーパネルからサブバッテリーに電流が流れて充電します。
サブバッテリーからの12V電源は、助手席後部の壁にあるスイッチで、ON OFF を切り替えます。ONで、天上照明・両サイド照明・冷蔵庫・吸水ポンプ・FFヒーター・インストルメントモニターを作動させる事が出来ます。
運転席後部の壁側に、交流100Vのスイッチとメイン、サブバッテリーの電圧監視メーターとFFヒーターのスイッチがあります。電圧監視メーターは、過放電、過充電を警告してくれます。
100Vコンセントが、左右に2個づつあります。天上照明は、リモコンで明るさ、点滅を調整出来ますが、両サイド照明は、ON・OFF以外切替える事は出来ませんので、ちょっと不便ですね。
● インストルメントモニター ・ ETC
インストルメントモニターとETCは、サービスで取り付けてくれたものです。
インストルメントモニターはパイオニア製のFH-6100DTVで、ワンセグ・DVD・CD・ラジオ・USBの機能があります。前に乗っていた車には、CDチェンジャーを2台取り付けていましたが、USB端子のお陰でMP3音楽を数百曲再生出来ます。
ETC機器はパイオニア製のND-ETC 20で、作動を音声で知らせてくれ、とても便利。エンジン停止時でも、モニター電源スイッチを入れれば、サブバッテリーから電気が供給されます。車のバッテリーあがりの心配はありません。
● ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは、サービスで取り付けてくれたものです。
株式会社 TCL製のWHSR-3211。常時・事故時・駐車時の録画をしてくれます。走行中は常時録画・事故時は前後20秒間別のホルダに録画を保存・駐車時は前方の動きを感知して録画・駐車時の衝撃は前後
20秒間別のホルダに録画を保存。
録画は、microSD カードに保存されるので、容量の大きさで録画時間が決まります(容量を超えると、古い分から削除される)。最高32GBまで使えるので、6時間程、走行記録を残す事が出来る。
運行記録は、パソコンで開けば、前方の映像・音声・走行位置・速度・加速度を確認出来ます。ドライブレコーダーなど必要ないと思っていましたが、タダで付けてもらったので、活用しない手はありませんね。旅先の風景を振り返る
事が出来る、いいオモチャです。
● ポータブルカーナビゲーション
カーナビは自分で取り付けました。パナソニック製のCN-GP745VDです。インターネットで注文、代引で40、064円。
、SDメモリーカードで、音楽・動画・画像も再生できます。
スタンドはゴムの吸盤でダッシュボードの上に固定する方式ですが、これが、全く使い物になりません。30分もすると、剥がれてしまうのですね。これは欠陥商品と思うよ。仕方ないので、強力接着の両面テープで固定していまいました。
ほかの利用も考えて、3連シガーソケットを取り付けました。配線は、ダッシュボードの下にすれば一番良いのですが、作業が大変!。よって、出来るだけ目立たない位置に這わせています。まあまあの出来かと自己満足?
VICSも使えるのですが、ほとんど利用する事が無いので、VICSアンテナの取り付けはしませんでした。
● 地上デジタル テレビアンテナの設置
地上デジタル用のフイルムアンテナを、インターネットで購入、ブースター付きです。代引で3、324円でした。どこのメーカーの物か分かりませんが、説明は英語で書かれています。
アンテナコードには、SMAコネクタ、径の小さい物が取り付けており、家庭用テレビには合いません。そこで、コネクタを普通の物に取り替えました。
フイルムアンテナは、車両右側の外開き窓に、
コード接続部を下端に沿わせて貼り付け、コードは、窓の開閉に支障の無い様に、弛みを持たせています。網戸を下ろしても、全く支障なし。取り付け成功だ!
電源電圧は、商品を入れていた箱に、DC5Vと記載していますが、
ネットの説明書にはDC12Vになっていました。どっちがホント?ここは無難に、低い電圧5Vにする事にしました。
そこで、車は12Vですよね、手持ちの電気器具をチェックしてみると、ありましたありました。カーナビ
の100Vから取る電源です。これから、別コードをハンダ付けし、廃品の映像コードコネクタのメスを、アンテナ電源コード側はオスを取り付けました。これだと、電源を取り外してカーナビにも利用できますから。
アンテナブースターに流れる電流は、僅かですので問題はありません。
今アンテナは、車と石垣の間で、電波状態の悪い位置にありますが、ブースター付きのお陰で、ご覧のとおり、テレビは鮮明に写っています。
次に、テレビとブルーレイレコーダーの設置です。テレビは前の車に設置していた物で、シャープ製19型 LC-19K5、価格は覚えていません、ブルーレイレコーダーは、ソニー製のBDZ-E510で4万円。設置場所は、ギャレーの上しかありませんね。運転時に落下しないように、テレビの裏側と表側をゴムで固定します。
物置棚の落下止め金具と電源システム収納棚シャッターの隙間を利用します。固定金具は、自転車用のゴム紐の両端に付いていた物で、愛犬のゴムリードに利用したあとの残り物です。もったいない精神で捨てずに工具箱に入れていたのが日の目を見ましたよ!
● サブウーファーの増設
前の車マッダMPVに取付けていたサブウーファー、まだ立派に重低音が出るので、捨てるのはもったいない。何とか、コンパスに取付けてみようと挑戦!
@ モニターに配線するため、先ず前面のパネルを外さなければなりません。手順は、助手席の左サイドのカバーを外します。通風用の穴に指を入れて、手前に
引っ張ります。意外と簡単に取れましたよ。
A 次に、前面パネルを外します。左サイドカバーを取外した箇所から、手で手前に引っ張っていきます。この際、上記の写真の通り、取付穴がありますので、左端から順番に1箇所づつ
外す感覚で、丁寧にゆっくりと外していきます。ドライバーなど工具を使うと傷が付くので、必ず手で作業をする事。この要領でやれば、簡単に外れました。
B モニターは4箇所でビス止めされていますので、取外します。この際、液晶画面を傷付けない様に注意して裏返す事。
C サブウーファーの配線をモニターの配線に接続します。 ・ バッテリー電源(常時電源が供給されている回路) ・ アース ・ アクセサリー電源(ACC) ・ スピーカー出力 を接続して配線の完了
配線を前面パネルの裏側に這わせて、助手席の足元に引っ張り込みます。サブウーファーは助手席の足元奥に備え付けました。音質が上がり、迫力のある重低音が響く様になり、移設成功・・・万歳!!
● 第2サブ電源システムの増設
インバーターは前の車マッダMPVで使用していたもの。セルスター製 HG-1000/12 1000W 代引で18,000円位だったか。走行充電器は CLESEED SJ201 で、17,408(税別) 別にケーブルを購入 5,528円(税別) 合計 代引で24,770円でした。走行充電器は、ソーラーパネルも接続出来ます。
バッテリーは G&Yu ディープサイクル 100アンペア 重さ22Kg 代引13,950円 バッテリーは収納箇所を考えて1個に。バッテリー充電器は、以前から使用していたもので、代引 10,795円。充電電流は15アンペアです。100V電源の有る所で、第2サブ電源のバッテリー充電用に車内に積載しておきます
コンパスのサブ電源システムへ引込まれているメインバッテリーのプラスは、左写真の白いコードです。ここから、電源を引込みました。エンジン部分から引込まなくて良いので、作業は楽チンですね。
右の写真は、マイナスの引込みです。しっかりアースを取る必要があるので、シートベルト取付基台を使用します(使わないシートベルトは取外している)。そのままでは、塗装されているのでダメ、座金の当たる部分の塗装をヤスリで完全に剥ぎ取ります。
後は、コードを座席台に沿わせて、車内最後部の棚まで、目立たないようにはわせます。
外から見える穴は1箇所だけで、メインのプラスとマイナスそして100V電源コードの3本が通れる穴を開けました。上の棚の底には、メイン電源コードと第2サブバッテリーコードそれと100V電源コードの5本が通れる穴をあけます。
左写真は、下の棚にバッテリーを収納した状態です。バッテリーがピッタリ収まり、周囲に余裕もあります。右手の奥に車外からの空気取入れ窓?の様な物があったので、ガス排出ホースをここから出してみました。果たして、ここからガス抜きが出来るのか疑問ですが、気休めの措置ですね。
右の写真は、上の棚に走行充電器とインバーターを収納した状態です。上下左右に十分余裕があります。振動で動かないように、マジックテープで、それぞれ底部と側面を固定しました。次は、ソーラーパネルのコードの引込みです。
左写真は、車の左後部の棚です。棚の天板とプラスチックの壁に穴を開けます。ソーラーパネル出力ケーブル2本を、走行充電器とインバーターを収納している棚の天板から通すのは簡単です。
天板の上にマットを敷くので、ケーブルはマットに隠れて見えなくなります。
右写真は、壁の中を車の天井の方へケーブルをはわせて、車の左側面奥の配線引込み穴へ引張り込みます。この作業が大変でした。壁は一部分しかめくれませんので、針金を使って引張っても上手くいきません。最後は、素手で指の感触を
頼りに、何とか通しましたよ!
リアドアーと連結しているゴムホースの一部をカットしてケーブルを車外へ出します。ゴムホースのカット部分は後で防水処理。
ケーブルはリアドアーと車体の隙間の広い部分を通るようにはわせて、コードクリップで車体に固定します。ドアーを開閉して、ケーブルが圧迫されて無いかを確認。
ケーブルは、サイドオーニングの裏に沿ってはわせます。ケーブルの先端にPVコネクタを取付てソーラーパネルのPVコネクタと接続して完成です。
コンパスのサブ電源システムと、今回増設した第2サブ電源で計300Aになりましたので、少しは余裕を持って電気が使えると思います。実際の使い心地については、またレポートしていきます。
● 第2サブ電源の電圧モニター計
1ヶ月間の春旅で、第2サブ電源からは、レコーダーとテレビ、それに携帯クリーナー、デジカメ、ビデオカメラ、携帯電話の充電に使いました。バッテリーからの電気が無くなる事はありませんでしたが、どの程度消費しているのかが分からず不安ですよね。
旅の途中でナフコに立寄り、メルテック(大自工業KK)製のML-130を購入、2000円位だったかな。昼間は17Vまで電圧が上がります。僕の取付けたソーラーパネルが正常に機能している事が分かり一安心。夜間は13V〜14Vですね。
これで、目に見えて第2サブ電源の状態が把握出来る様になりました。
因みに、コンパスに設置されたサブ電源は、昼間は13V〜14Vで、夜間は12V〜13Vです。夜間、冷蔵庫が作動している時に、11.8Vまで下がった事もありましたが、翌朝、明るくなってくると、すぐに回復して13V台になりました。
1ヶ月間の長旅でしたが、サブ電源が消費されてしまう事も無く、外部電源を繋いで充電しなくても済みましたよ。
電圧計設置のため、直流2口コンセントを取付けたので、余った方に、以前の車で使っていたネオン管照明灯を、座席前の床が照らされる位置に取付ました。
● ドライブレコーダーのモニター設置
内装編で説明していますが、夜間に運転席を仕切るカーテンは利用していません。車内空間を広く取るため、フロントガラスにはサンシェードを、窓は手作りの目隠しカーテンを使用しています。
そのため必要な時に、前方の外の様子を見る事が出来ない訳です。サンシェードをいちいち取外すのは面倒、そこで、何か良い方法はないかと検討したところ、有りましたよ!ドライブレコーダーに
ビデオ出力機能が付いていたのです。これを利用しない手はないですよね。
因みに、駐車監視のスイッチをONにしていれば、衝撃を受けた時以外に物の動きを感知すると撮影録画します。電源遮断時間の設定を12時間にしておけば一晩中監視出来る事になります。
モニターは前の車MPVで一時使用していた廃品利用です。9.2インチ ワイド TFT LCD 液晶モニター 価格は覚えていません。画質がイマイチですが、夜間外の様子を一時的見るだけですから十分ですね。
ビデオ出力コードは細くて、目立たずに配線出来ました。電源は、コンパスの12Vソケットから取り、助手席左横にヒモで吊り下げています。
これで、キャンプ場では、車の前の不審な動きが有ってもすぐ確認する事が出来ます。防犯上も安心ですね。
● フロント用テープLEDの設置
旅に出た時、すれ違う車のフロント下部に、青や緑色の帯状のLEDが点灯しているのを見かけます。非常に目立ちますね。と言う事は歩行者にも目立つはず。自分の車を目立たせる事は、交通安全にもつながると考え設置する事にしました。
左写真の上は、CARMATE 製の LUXIS テープLED フロントビュー ブルー です。下のスイッチは入れた時LEDで表示します。この型のスイッチは、COMPASSのインストルメントモニターをサブ電源で使用する時のスイッチと同じ物に揃えました。オートバックスで購入、LEDが3,130円、スイッチが970円です。
右の写真 先ず、どの箇所が一番良いかを決めて、ガムテープで仮止めします。保安基準の「その他の灯火」に適合する位置に。
テープLEDの配線を車内に引き込む箇所は、ハイエースでは、ここにしかありませんね。この箇所を使えば、防水も完璧です。他の部品と干渉しないように慎重に引き回します。
スイッチを取り付ける箇所は、インストルメントモニタースイッチと対象位置に決めました。ダッシュボードの右側サイドカバーを手で引張って外し、次にエアコン噴出し口のカバーを外します。工具を使うと破損する恐れがあり、必ず手で作業。簡単に外れるよ!
配線をスイッチ位置のそばに引き込む、この時、針金を使うと作業が楽です。
スイッチを取付ける穴を開けます。電機ドリルを使うと、他の配線を傷つける恐れがあるので、ハンダゴテでパネルを溶融させて穴を開けました。スイッチに配線を半田付けしてパネルに取付け。
配線引き込み口の防水処理をします。粘着テープで巻き、その上にビニールテープを巻く。
LEDの点灯テストをして問題なければ、サイドパネルとエアコン吹出し口パネルを取付ける。
LEDを車体に本止め接着させて作業終了です。完璧に仕上がりました。虎太郎君は大満足。
● 車内照明用LEDテープの設置
メインサブ電源を節電するため、第2サブ電源を使っての車内照明設備の増設を行いました。と言うのも、夏季の北海道旅で天気の悪い日が続いて、ソーラー発電量が減りメインサブ電源の容量が限界に近づいた日があったのです。メインサブ電源からは冷蔵庫と車内照明を主に使っています。第2サブ電源からはテレビとレコーダーですが、
まだ容量に余裕がありました。冷蔵庫は常時電源が入っており電力消費量が大きいですからね。
超高輝度 LEDテープ 白色 5m物で 600連 SMD 正面発光 12V 防水を ネットで購入 1,100円でした。
ルーフアップテントの床下部分に貼り付け。この貼り方では、座席の位置から直接目に光が入らずに眩しくありません。またLEDテープをカット、つなぎ合わせしなくても大丈夫です。LEDテープは強力に車体に接着し、両端には粘着テープで補強しています。5mしかないので、車両前方部分まで回せませんでしたね。
赤点の様に、配線は目立たないように這わせ、車体サイドパネルの裏側に押込んでいます。電源はシガーソケットを使用して、第2サブ電源12Vから。
左の写真はルーフを下ろした状態、右はルーフをアップした状態での照明の様子です。適度の照度で、夜間は車内を良い雰囲気で照らしていますよ。これで、曇りの日が続いても大丈夫。虎太郎君も納得!
● インバータースイッチの移動
以前のインバーター1000Wが長年使用のため故障、500W物(定格出力400W)を新たに購入、13、000円程。
第2サブ電源を使うのは、テレビ、レコーダー、機器の充電用が主なので、出力400Wもあれば十分です。
セルスター製のHG−500はスイッチを入れると、常時冷却ファンが作動してかなり大きな音が出ます。昼間は気になりませんが、就寝時には耳障りですね。寝る時にはスイッチを切ります。
これがかなり面倒なんですよね。インバーターは車両最後部のボックスの中ですので、手を差し込んで手探りでスイッチを探さなければなりません。
以前500W物でも、リモートスイッチを取付けられる様になっていたのですが。そこで、スイッチ自体を切り離して、延長コードで座席のそばに取付けました。随分楽で便利になりましたよ。
ごく単純な工作ですが、必要に迫られなければ、なかなか、アイデアは生まれてこないものですネ!これで、快適化がまた進んだよ。
● 車内照明用LEDテープの追加
前述のLEDテープと同じ物をネットで購入、今回は1000円でした。このテープを5本に切り分けてそれぞれの箇所に貼り付けます。
電源を取るリード線のハンダ付けの作業が大変でしたね!防水規格なのでビニール皮膜に覆われています。ハンダ付けをするには、この皮膜を剥がしますが、これが超困難。カッターで薄い基板を切らない様にして剥ぎ取ってハンダ付けをするのです。
4連シガーソケットの設置
LEDテープへの電源を取るシガーソケットをネットで購入、アマゾン限定品 カシムラ 分配器 パレートスイッチ4連ソケット NKX-145 1351円。取付け用の強力両面テープも付属しています。スイッチをONにするとブルーのLEDが点灯します。合計9A110Wまで使用できるよ。
後席左手にある棚の壁面にコントロールスイッチを張付けて、本体は左奥の見えない箇所に置いています。4っもスイッチがあるので、それぞれどこを照らすか分かるように名板を貼り付け。4個のスイッチで操作出来るので操縦士の気分だね!これも男のロマンかな?
座席下の照明
座席下の鉄骨フレームにLEDテープを貼り付け。配線は床マット下に這わせてシガーソケット本体まで引っ張っています。
座席に座った状態では、LED光は直接目に入りません。間接的に床全体を薄っすら照らす感じですね。
サイドドア入口ステップの照明
ステップ壁面に貼り付け。夜間の乗降の際の照明としても使えそうです。
座席の位置からは直接LED光は見えません。サイドドアの内側を照らし出す感じ。
小棚下の照明
棚の底面とそばの壁面に掛けて貼り付け。一部LEDテープが浮いた状態ですが、普通の姿勢では見えないので気にはなりませんよ。
後部座席のサイドを淡く照らし出す感じですね。虎太郎君が夜間喉が渇いて水を飲みたくなった時、自分でスイッチを入れきるかな・・?しっかりスイッチの箇所を教えとかなくっちゃ!
ルーフの照明
前回ルーフアップテントの床下部分に5m貼り付けましたが、前方1/4程長さが足りていませんでしたので、その部分に今回追加して貼り付けましたよ。これで全周がLEDで照らされる様になり、夜間点灯した際の雰囲気が変わりましたね。
右下の写真は、コンパスに最初から装備されていた両サイドのLED照明を点灯した状態です。こちらは、白色ではなく電球色ですので、また車内が違った雰囲気になりますよ。
白色LEDテープは全て合わせて10m。消費電力は1m当り 4.8Wとカタログに書いてあるので、全て点灯しても単純計算で48W 4A消費と言う事になります。夜間車内の雰囲気を、そのつど変えて使用するので、全て点灯する事はありませんね。第2サブ電源で十分賄えると思います。
● 第2サブ電源のバッテリーがダウン
新品のバッテリーが1年3ヶ月でダメになりました。旅に出ていない時期で、屋根なしの車庫に2ヶ月程駐車しっぱなしで、晴天が続き、車内の第2サブ電源も使わずにいた時、車内で希硫酸の臭いがしてきたのです。
バッテリーを点検すると、左写真の様に、インジケーターが要交換の白色になっていました。電解液の希硫酸が完全に蒸発した状態ですね。
旅に出る前でしたので、すぐにネットで注文、右の写真のバッテリーです。14,104円の大出費です。原因はすぐにピンときましたね。100Wのソーラーパネルの最大出力電圧は18.7V(200W型は36Vを超えるのがある)となっていましたから、走行充電器を通して、この電圧がバッテリーの加わっていたのです。
車中泊をして電気を消費しながらでいれば、適度にソーラーパネルから充電されていたのですが、全く電気を消費しなくて、晴天が続くと過充電になるのです。走行充電器は車のダイナモからの電力を規定値でセーブしていますが、ソーラーパネルからの電力はセーブしていないのですね。
走行充電器の取扱い説明書にも、ソーラーパネルとの間のチャージコントローラーを設置する様に記載がありました。理屈は分かっていましたが、ソーラーパネルの電圧が17V程度でしたので、なんとか使えるだろうと考えていたのです。実際旅に出ている間はなんら支障は無かったのですからね。
しかし今回の件で、チャージコントローラーを設置する事にしましたよ。
● チャージコントローラーの設置
電菱の太陽電池充放電コントローラー Solar Amp B SA-BA20 ネット注文で3,850円。最大入力電圧25V 充電電圧13.7V 最大出力電流20Aとなっています。この機器を通して走行充電器にソーラーパネルの電力を供給します。左写真の左手端子がソーラーパネルに接続、中央端子から走行充電器のソーラーパネル端子に接続。
結果、右写真の様にバッテリー電圧は、13.6Vになりました(快晴時)。これで、旅に出ていない時でもバッテリーが過充電になる事は無いと思いますね。横着をして節約した、安物買いの銭失いでした!!
● サイドドア入口ステップ照明の移動
左写真の様にテープLEDを貼っていましたが、乗り降りの際に虎太郎君の足が引っかかり切れてしまいました。完全な失敗です。そこで、新たにテープLEDを購入、設置場所を変更しました。
1mもの、ネットで600円。これは、カーメイトの製品ですのでしっかりした物と思っていましたが、製造は中国製、テープが硬化しており、わずかに曲げただけでポキッと折れてしまいました。温度10度位でしたが全ての部位で
ポロポロと折れ、使い物になりません。ストーブで暖めて断線しないように慎重に伸ばして何とか設置しました。欠陥商品ですね!
移動場所は上の写真の通りです。スクリーン網戸収納ボックスと車体内装パネルの隙間に埋め込むかたちで取付けました。この位置でも夜間に、サイドドア付近が明るくなりますので、良しとするか!
● 第3サブ電源システムの増設
同じ場所で連泊する場合で曇りの日が続くと、ソーラー発電が出来ず、第1、第2サブ電源だけでは電力不足になってしまいました。
コンパス設置の第1サブ電源は、主に冷蔵庫(24時間稼動)に供給し、
自作の第2サブ電源は、テレビ、レコーダー、パソコンと照明に供給しているのですが。バッテリー残量が少なくなってくると、エンジンをかけてアイドリング状態で、充電せざるを得ませんね。
ハイエースのオルタネータ能力は130Aで、アイドリング状態でも100Aのバッテリー3個を余裕で充電出来ています。バッテリーを保護する為に、小まめに補充電しなければ。
そうは言っても、ガソリンの浪費、そこで、第3サブ電源システムを増設してみる事にしました。
バッテリーは同じ100Aもの、14,900円です。コンパスの収納設備はもう満タンですので、車内の床上に置く事になります。丸出しでは見栄えが悪いので、収納ボックス(左の写真)を作りました。
設置場所は、車中泊の邪魔にならず以前と変わらず車内空間を保てる場所として、ポットを置いていたスペース(右の写真)に決定。
左の写真・・バッテリーを据付けた状態。重量が23.5Kgもあるので、動く事は無いと思うが念のため座席の台座フレームにゴムで固定しています。
右の写真・・バッテリーとポットの間にダンボールで仕切り、これで今までどおり、ポットが着座位置から楽に使えます。
ソーラーパネル 5.5A 18V 100W MOHOO 折りたたみ式 単結晶 フレキシブル 超薄型 MC4接続 重さ2.5Kg ネットで購入 20,300円。
左写真・・太陽電池充放電コントローラー C2340 20A 中国製 ネットで購入 6,800円。右写真・・大橋産業(BAL) 3WAY正弦波インバーター 400W No1787 ネットで購入 8,579円。
延長ケーブルは手持ちの物を加工して作りました。
コントローラーへの結線には苦労しましたね。コードを穴に差込んで上からネジで締めて固定するのですが、いくら強く締めても
コードーを少し動かしただけで簡単に外れてしまうのです。この手の結線方法はダメですね。コントローラーを小型にするためにでしょうが。何か良い方法はないかと考え、こんなかたちにしました。
コントローラーは底にマジックテープを貼り動かないようにしています。
ソーラーパネルは車内設置を前提にしています。車中泊中には外出もするので、盗難防止のためです。ケーブルが全長5m程ありますので、車外に出す事も出来ます。
移動中は助手席に立て掛けます。走行充電を設定していませんので、出来る限り長い時間太陽に当てる工夫ですよ!
左の写真・・太陽電池充放電コントローラーのLEDの表示の意味です。CHARGE・LOADが消灯した場合はバッテリーへの断線なのどトラブル、RESETボタンを押して復帰しなければ点検必要。
実際にその場面に出くわしてないので、詳細は分かりませんね。とにかくバッテリーへ接続していれば両方とも点灯しますよ。
右の写真・・MENUボタンを押す度に表示されます。Chargeはソーラー出力が0アンペアでなければ、ソーラーへの接続が出来ていると言う事です(冬の曇天時の表示)。Loadはインバーターのスイッチを入れた時の表示です。
左の写真・・バッテリーの状態表示です。誤差はあると思いますが、12Vを下ると要注意かな?
右の写真・・この表示数値は任意に設定できます。初期設定では、インバーターへの給電切断電圧が10.5Vです、バッテリーの保護には低すぎると思い、一般的な11.5Vに設定し直しました。
第3サブ電源は第2サブ電源と必要に応じ交互に使用します。バッテリーが規定値の満充電になると、ソーラーの電力は無駄になってしまいますからね。
と言う訳で、実際に使用してみて効果の程を確認し、次回レポートしょうと思います。
● 第3サブ電源の使い心地
4月に2週間ほど小旅行をして来ました。熊本県山鹿市鹿本町にある道の駅「水辺プラザかもと」温泉併設で入浴料300円 に1週間滞在、車中泊に人気の道の駅のようで、晴天が続き快適に過ごせました。
ソーラーパネルはダッシュボードの上に置きっぱなしで、1Aほど発電していました。夜間には第3サブ電源を使ってテレビを見て、第2サブ電源は車内のLED照明のみの使用(昼間はテレビ・レコーダーや機器の充電に使用)
交互に使い分けて、電力不足になる事はありませんでしたよ!第3サブ電源増設の効果は抜群、電力不足の心配は無くなりました。ただ1週間も車を動かさないので、常時稼動の冷蔵庫に使うメインのサブ電源は不足気味になりますね。
● ドライブレコーダーの故障と修理
2年間ほど使って、故障が発生しました。駐車監視モードは正常に作動するのですが、走行モードが機能しなくなったのです。エンジンをかけた状態でもLEDが点灯しません(左の写真)。
マイクロSDカードを本体でフォーマットできなくなりました。マイクロSDカード自体が壊れたのではと?パソコンでドライブレコーダー専用のソフトを使ってフォーマットするなど、いろいろやってみても直りませんね。
そこで、右の写真の説明です。電源ケーブルを抜いて通電テストをしてみました。バッテリー電源(常時通電)の方は正常ですが、ACC電源(走行時通電)の方は電圧がかかっていませんでした。それで、駐車監視モードだけ機能していたのです。
ACC電源のケーブルの切断かヒューズ切れですね。原因が分かれば後は簡単だよ!
ACC電源はエンジンスイッチを入れた際に通電する仕組みです。普通は、ヒューズボックスから取出す方法が多いのですが、その形跡はみられません(左の写真)。あとは、シガーソケットの裏側から取出す事も
考えられますね。しかし、シガーソケットの裏側を見ろうとすれば、パネルの取外しが大変。
そこで、以前作業したインストルメントモニターの取外し(サブウーファーの増設の項目を参照)を思いつきました(右の写真)。やったね!電源取出しケーブル発見!!
案の定、ACC電源のヒューズが溶断していましたよ(左の写真)。ヒューズを取り替えて修理完了。エンジンスイッチを入れるとLEDが点灯(右の写真)万歳!! 故障した原因については、マイクロSDカードを
本体から取出す際、ドライブレコーダーの作動が完全に停止した状態の確認がまずかったのではないかと思います。カードの抜き差しは、電源が切れた状態でするのが常識だよね。大雑把な取扱いが原因だ!大いに反省!!
ドライブレコーダーはコンパスに最初から取付けられていたものです。自分で取付けたなら、配線の状態も直ぐに分かるのですが。苦労しましたよ!キャンピングカーを遠隔地から購入すると、簡単には修理に出せませんね。
メカに自信の無い人は、近場の販売店から購入するのが賢明ですよ。
● コンパスオプションのソーラーパネルが発電しない・・故障か?
エンジンを切った状態で昼間は13V〜14Vを表示する、サブバッテリー電圧が12.1V表示のまま。ソーラーパネルが発電していないのか?まだ新車から2年3ヶ月なのに。
点検窓の四隅にあるネジを外して点検窓板を取り外すと、上から電装関係を確認できる。
まずチャージコントローラーを点検、異常なし。ソーラーへの配線はプラスが青色、マイナスが黒色である事を確認しました。
配線は右壁面奥の上へ向って引かれています。ソーラーの配電ボックスの真下付近に配線があるはず、化粧板などの取外しをしなければなりません。
左側の化粧板なども取り外さなければ、後部の化粧板は外せません。この作業が大変でした。
やっとソーラーの配線を発見。テスターでチャージコントローラー方向の配線は異常ない事確認。ソーラーパネル方向は、電圧は全く無し 0ボルト 通電テストでは、断線が確認出来ました。
● コンパスオプションのソーラーパネル故障確認
左の写真は同じ型番のソーラーパネルです。電源コードは表側から引出されています。
右の写真はコンパスへの設置。電源コードの車内に引き込みを見栄え良くする為なのか、パネルの裏側にコードを出している様です。
電源コードを裏側へ付け替えたためか、コード引出し穴が充填剤でふさがれています。。
接着剤と充填剤で密閉されている電源ボックスを無理やりこじ開けたところ、こんな状態。サビが大量に出ているではありませんか!テスター検査でダイオードには異常無し。
プラス、マイナスとも車内側へは通電がありますが、ソーラーパネル自体は通電が無く、完全に壊れていますね。
左の写真の様にこれだけサビが出ていると言う事は、水の浸入があったのは間違いない。充填剤で完全に防水されておらず、2年3ヶ月の経過で、雨の日に広がったサビでソーラーパネルがショートし断線したと判断できます。
車内に引き込まれたコードの状態です。プラス側はまともに銅線がハンダ付けされていますが、マイナス側は銅線がちぎれかかっていました。かなり無理をしたと言うか、電装作業の、お粗末な様が見てとれますね。
オプションで18万円もかけたソーラーパネルの設置、2年ちょっとで壊れるとは想像も出来ませんでした。1年の保障期間が過ぎれば良しと言う事かな!まぁ〜、購入編。内装編でも書いていますが、この程度のキャンピングカー ビルダーですね。諦めの心境!!
● 新しいソーラーパネルの設置
同じ型番のソーラーパネルをネットで検索しましたが、国内の販売はありませんでした。そこで、フレキシブルの軽量 100W ものを探したところ、suaoki 中国製 TPS-105(32)-100W-SF がありました。
アマゾンから 15,880 円 送料 340 円 計 16,220 円で購入。
ひとまわり小型になりますが、ほぼ同じ規格ですね。
壊れたソーラーパネルを取外す事も考えましたが、新ソーラーパネルが押さえ枠にほとんど掛からず押さえを期待できないのと、ルーフのネジ止め部分の防水が損なわれる恐れから、旧パネルの上に
強力屋外用両面接着テープで貼り付ける事にしました。
完璧に枠内に収まりました。パネルの前方端は端から端までテープで接着し、左右と後部は隙間を開けて接着しています。高速道路を走っても風で飛ばされる恐れはありませんね。
テープの間隔を開けているのは、また壊れた時に、カッターで剥がしやすいからです。コードの取回しがちょっと目障りですが、まあまあの出来上がりかな。虎太郎君も納得大満足!!
コードも両面テープで接着固定し、車内引き込み口は充填剤で防水処理をしています。。
電圧計は14.5Vを示し、サブバッテリーに完璧に充電されていますよ。ソーラーパネルは長寿命と考えていましたので、故障原因を見つけるのに、ずいぶん遠回りをして大変でしたが、これにて一件落着、修理完了!!
● 新しいソーラーパネルは正常に作動
ソーラーパネルを交換後、車庫に駐車したまま激しい雨の日が数日続きましたが、ルーフを下げた状態での雨の浸入は確認出来ませんでした。
10日間程の小旅行をして、高速道路を走行しましたが、ソーラーパネルに異常は無く、また雨の日にルーフを上げてみましたが、雨の浸入は全く認められません。新しいソーラーパネルは完璧に機能していますね。
虎太郎君も安心して旅が出来てご満悦だよ!
● アイドリング時の充電状態
夜間のソーラーパネルが働いていない時で、車のエンジンスを掛けいない時の電圧です。コンパス設定のサブバッテリーも第2サブ電源のバッテリーとも、ほぼ満充電状態と思われます。
車のエンジンを掛けてアイドリング状態にします(600〜700回転)。右の写真の走行充電器を通してバッテリーに充電されています。
アイドリング状態での各バッテリーの電圧表示です。この値はエンジンの回転数を上げても(通常走行時の)変化はありませんでした。1.1Vから1,6V程高い値を示していますね。
アイドリング時にも確実に充電されています。
快適な場所を見つた時には、車中泊を連泊しますので、アイドリング充電が重要になってきますからね!
ハイエースのオルタネーターは130Aで余裕があります。そこで、ソーラーパネルからだけの充電の、第3サブ電源システム改良のアイデアが浮びましたよ。
● 第3サブ電源システムに独立充電設備を付加
以前の車で使用していたバッテリー充電器です。100V電源のある所で第2サブ電源を充電するため、コンパスの棚の中に収容していたのを、運転席後部の床にマジックテープで固定しています。
バッテリー充電器の出力ケーブルから分岐ケーブルを取出して、MC4コネクターに結線します(第2サブ電源充電使用も考えて)。同じくバッテリーからもケーブルを引出してMC4コネクターに結線して、充電器とバッテリーを繋いでいます。MC4コネクターを使用したのは、
簡単にケーブルを切り離せるからです。
100V電源は第2サブ電源から引出しています。アイドリング状態であれば、第2サブ電源の電圧表示に変化はありません。
充電中は15.4Vまで電圧が上がって確実に充電していますね。充電器自体に過充電防止システムがあるので、過充電の心配はありません。
ハイエースのアイドリング時の出力電流を最大限活用するシステムと考えていますが・・・?こればかりは、実際にやってみなければ分からない大実験です!!効果の程は、次回の旅で試して報告しますね。
● 独立充電設備の使い心地
夏旅の車中泊時に、アイドリングで第3サブ電源を満充電状態にして、家庭用扇風機を使用しました。強の首振りで29Wの消費電力ですが、バッテリー上がりの心配は無用。他の電源システムと合わせて、電気器具を存分に活用できますね!
常時アイドリングを行う必要は無くて、電圧を確認しながら必要に応じて行いますよ。
右の写真は、道の駅 猪苗代の RVパークです。100V電源付きで1泊が2000円也。他のRVパークの料金もほぼ同じです。虎太郎君は必要としないね!2000円もあれば、冷たいビールでステーキが食べられるダワン!!
● ソーラーパネルの追加設置
新車から3年半位、北海道を旅している時に、サブバッテリーの電圧表示が以前に比べて低い値を示すようになりました。一般的にディープサイクルバッテリーの寿命は3年といわれています。
そろそろ弱くなっているのかな?主に冷蔵庫の電源として、常時スイッチを入れたままで、連泊時にも日中には電圧が回復していたのですが。
そこで、ソーラーパネルをルーフの上に追加設置する事にしました。ネットで購入 単結晶シリコン 100W 変換効率25% 超薄型 13,880円 中国製と思います。
変換効率25%としていますが、実際に使ってみないと分かりませんネ!ルーフ上の2枚のソーラーパネルは並列に接続しているので、ソーラーコントローラーは第2サブ電源に取付けている20アンペアものと
交換。
このコントローラーは第2サブ電源に転用。追加のパネルは少しルーフの左側へはみ出していますが、しっかり両面粘着テープで接着しているので問題ありません。
これで完璧に完成したよ!虎太郎君も大満足、つい踊りだしてしまいました。日中サブ電源の電圧は13.2Vまで上がりましたよ!
サブバッテリーの電圧は12Vまで下げないように細心の管理をしてきましたので、バッテリーの寿命をもう少し延ばしたいのですが、あと何年もてるかな?
・・・続く・・・
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