知多88ヶ所は、篠栗、小豆島と並び、日本三大新四国の一つに数えられています。西暦814年、弘法大師が諸国を修行されていた時、三河から海路で、知多半島南東端の聖崎に上陸して、30番医王寺43番岩屋寺に立ち寄った後、伊勢路へ向われたと言われています。 1000年後、79番札所の妙楽寺第13世、亮山阿闍梨が知多四国霊場を発願、岡戸半蔵、武田安兵衛行者の協力を得て知多霊場が開創されたそうです。 この3名の偉業を称えて、3ヶ所の開山所が番外札所となっています。
200年の歴史を持つ霊場で、いまも、多くの人々が遍路をしています。
|