知多霊場は、遍路する人が多くてビックリしました。さすが、都会地の霊場ですネ！名古屋の大都市をひかえ、交通の便も良いせいでしょうか。それより、この霊場を２００年育んできた、 お大師信仰を支える、地域性でしょう。
　納経ご朱印のシステムも合理的です。各お寺さんとも、お参りが多いだけに、手慣れていました。納経所は、統一した緑色の、のれんを下げています。薄くて見えない様な朱印を 押す札所は一ヶ所もありませんでした。料金も手頃な１００円と設定してあり、これなら、１０回５０回と遍路するでしょうネ！真っ赤になつた納経帳を持って、お参りしているお遍路さんを多く見ました。
　全行程は１９４キロ、龍太君は、ゆっくりお参りしたので、満願まで８日間を要しました。団体さんは勿論ですが、個人で回っている人でも、１札所３分も掛けないで山門を出てくるのには、ビックリしました。団体ツアーは、１泊２日で回るそうです。 なにぶんにも、時間の制約があるので、仕方ないのでしょうが、一回きりの巡拝では、各札所の記憶は残らないのでは？と思いました。